「神がいないということを知らないまま、神を信じること」が
どんなに幸福であるか
疑うという概念が存在しないほどに、純粋に信じる日々の幸せを
全てが眩しく、心地よく、大地に抱かれるかのような、美しく円弧が広がるような
もう一度あの日に戻れないものかと涙は止まることを知らない
「神がいないということを知りながら、もう一度神を信じること」が
どんなに、辛く、悲しく、苦しいことであるか
それでも、なお、なぜ、信じることをやめることはできないか
それについて、ようやく分かった気がする
一度死んだ神をもう一度信じたその先を
お願いだからみせておくれ