「さいたまから写真表現の新しい波を発信しよう」をテーマに行われている「さいたまヌーベルバーグ写真展」は今年で6回目の開催となりました。
昨年度観にきてくれた僕の友人は「こんなの写真じゃない！」とたいそう怒って帰りました（笑）
ではいったいどこまでが「写真」でどこからが「写真じゃない」んでしょうか？
これまで積み重ねられてきた伝統的な写真技法だけが「写真のすべて」なのでしょうか？

今回の写真展では43人と1団体と4高校写真部が写真表現の可能性に挑戦します。
決まっていることは「与えられたスペース（個人の場合は横幅3m）を使って好きなことを好きなようにやる」ことだけ。
あなたも怒るかもしれない。落胆するかもしれない。
でももしかしたら「あれ？じゃあこんな作品作ってもいいのかな？」と思うかもしれない。
それは写真の可能性が広がる瞬間で、そうして作られた作品がまた誰かの創造力をかきたてて、どんどん写真の可能性が広がっていったらいいなと思っています。
だから怒られても（笑）何食わぬ顔で今年も参加します！